2020-10-13 キンタマシュート ジュンイチはゴールキーパー。どんなタマも止めてみせる。 勝又が自分のキンタマをもぎとって、ゴールに向かって投げた。 「うわっきたねっ」 キンタマはゴールした。ジュンイチがよけたのだ。生まれて初めてのゴールである。 ジュンイチは勝又に言った。 「お前なかなかやるじゃん」 「へへっまあな。けど、キンタマが一個になっちまった」 「任せとけ」 ジュンイチは接着剤でキンタマを所定の位置につけた。 「これでよしと」 「ありがと」 「いえいえ」 ジュンイチと勝又はゲーセンに行った。